朝の町
目が覚めたら、そこにいました。知らない町の、知らない朝。困った顔の人たちが教えてくれます。「かけらを集めて、お空へ返してくれたら、元に戻るのに。」──それを聞いた時、ショパンくんの目がきらりと光りました。
PanMarie Studio

おうちに、帰りたい。
ある夜、眠っていたショパンくんは、光の嵐にさらわれました。目が覚めると、そこは見たこともない朝の町。帰り道には、星のかけらのせいでおかしくなってしまった町が、いくつも待っていました。
オープニングムービー
ゲームを開くと、いちばん最初に流れます。書き下ろしの主題歌といっしょに、ショパンくんが石畳へ飛び出していく——この物語が、どんな声で歌われているかを、先にどうぞ。
音が出ます
はじまり
夜空をゆく流れ星の家族から、いちばん小さな星の子が、ぽろりとこぼれ落ちました。ばらばらに割れたその体は、星のかけらになって、いくつもの町へ降りそそぎます。そして、いちばん大切な「心臓」だけが、ショパンくんのお家の屋根に落ちました。








帰りたい気持ちと、放っておけない気持ち。ふたつを抱えて、長い旅がはじまります。
変身
星のかけらの力で変身!
星のかけらは、抱えこめば心をざわつかせてしまう光です。それを集めて空へ返しに行くショパンくんの背中で、同じ光が翼に変わります。高いところに昇ってはじめて、海の向こうに見おぼえのある島が見えました。飛び、滑り、潜る。町ごとに、変身したショパンくんにしかできないことが待っています。
走りながらかけらをつないでいくと、体からこぼれる星屑の色が増えていきます。50まで届いたら、虹色に輝くスーパーショパンくん。足が速くなって、まわりのかけらが吸い寄せられます。
4つの町
朝の光、眠れない夜、やまない吹雪、荒れる潮風。早く帰りたかったのに、ショパンくんはどの町でも足を止めました。困っている人を、見過ごせなかったからです。
目が覚めたら、そこにいました。知らない町の、知らない朝。困った顔の人たちが教えてくれます。「かけらを集めて、お空へ返してくれたら、元に戻るのに。」──それを聞いた時、ショパンくんの目がきらりと光りました。
明かりの消えた町かど。ふと見上げた窓の中で、小さな男の子がお母さんに寄りそって眠っていました。「……ママたち、どうしてるかなぁ。」
吹雪がやまず、町の人たちは家から出られません。しんしんと冷たい夜に、ショパンくんは胸が痛くなりました。「こんな夜は、僕もみんなとくっついて眠ってたなぁ。」
荒れはじめた海。ここを救えば、おうちはもうすぐ。旅の終わりに、町のみんながごちそうを開いてくれました。おいしいなぁ。……でも本当はね。
町で待っている子たち
町のあちこちに、星のかけらを抱えこんでしまった動物たちがいます。ネズミも、カラスも、雪の中の獣も、海の生きものも。みんな、もとは立派な子です。かけらのせいで、我を忘れているだけなのです。
だからショパンくんは、やっつけません。助けにいきます。抱えていたかけらが空へ帰ると、その子はきょとんとした顔で、もとにもどります。
手ざわり
左に指を置けば走り、右のボタンで跳ぶ。覚えることは、それだけです。難しい操作はひとつもありません。跳んで、かわして、拾って——気がついたら、町のはしまで走りきっています。
「にゃー」は作った音ではありません。ショパンくんとマリーちゃんの、本当の声をそのまま録って入れています。この子たちの声を、指で鳴らしながら遊ぶゲームです。
星のかけらも、街灯の炎も、絵に描き込んだ光ではありません。本当にその場で光っているので、ショパンくんが通り過ぎるだけで、石畳の色も、壁の影も、ふっと明るくなります。
拾った一瞬だけ時間が止まって、画面がことんと揺れて、星屑が散ります。たった一個のかけらでも、ちゃんと手のなかに入った感じがするように作りました。この子は、その一個を百個ぶん拾って帰ります。
ことば
夜の町で、ショパンくんが見上げた窓の中には、小さな男の子がいました。その子と同じくらいの年の子にも読んでほしくて、ひらがなのモードを作りました。設定で「にほんご」を選ぶと、言葉がぜんぶひらがなになり、切れ目にすきまが入ります。
星のかけらを集めて、町に光を返そう。
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